屋根上太陽光ではここに注意!設置基準を満たして安心・安全な自家消費を!
2023/10/11
こんにちは。
山口です。
最近、電力料金の高騰から太陽光発電設備の屋根上設置が注目されています。
一般のご家庭ももちろんですが、工場や物流倉庫、牛舎などにも設置は可能で、
電力料金の削減に大きく貢献できる+有事の際の非常用電源としての仕様が可能です。
電力の使用量が多ければ多いほど、少しでもパネルを設置して発電量を増やしたいところではあるのですが、
太陽光発電設備の設置基準を満たしていないと経産省から認可が下りません。
これは完全自家消費型、余剰売電型などの形式を問わず必須の順守ルールとなっているため、注意が必要です。
以下の図をご覧ください。
こちらは陸屋根での設置基準です。
ややこしいようですが、長辺の1/10または2m以上の離隔を屋根端からとらないといけません。
長辺が20m以上の屋根であれば2mの離隔でいいということになりますが、
あまり大きくない屋根にとっては非常に厳しいルールのように思います、、、
たしかに保守点検等を考えれば離隔等もあった方がいいので、
ルールに則ってレイアウト作成が必要ですね。
また、切妻屋根の場合ですと、設置基準は以下のものとなります。
屋根角度が10度以上、40度未満の場合は、けらば(傾いている側面の屋根端)および軒先(雨どいが付く側の屋根端)からそれぞれ30cmの離隔があればokです。
工場や倉庫屋根でも10度程度であれば傾斜がついていることも珍しくないので、
一度確認してみるといいかもしれませんね。
弊社では設置基準に基づいた配置案作成や使用電力量から最適な設置kW数のご提案が可能です。
もちろんその後の申請関係や資材調達や施工も可能ですので、何なりとお申し付けください。
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