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台湾から農水局等視察団、連日ソーラーシェアリング現場視察

新着情報ブログソーラーシェアリング社長ブログ

2024/04/25

台湾から農水局等視察団、連日ソーラーシェアリング現場視察

熊本県阿蘇郡高森町に「大阿蘇ブルーベリー園」及び「大阿蘇サカキ栽培ファーム」に国内最大規模のソーラーシェアリング発電所が建設されている。

4月11日 熊本大学・長崎大学、そして台湾から国立台北大学からそれぞれ「地域創生問題」や「資源のトータル環境負荷問題」の解決に向けての研究。

4月15日 パナソニック建設

4月16日 台湾農政局を筆頭に再生可能エネルギーの第一認者である大学研究者等の方等総勢15名、そして九州農政局から2名(案内役)が視察。

私達は、私竹内(マッキンエネルギー代表)とNTTの長谷川氏が私と共にガイド及び技術的な説明者として対応しました。実は長谷川氏は、当社がベトナムで海外第一号のソーラーシェアリング発電所建設を計画した時に現地のカウンターパートとして動いてくれたメンバーの一人です。
この度は、NTT西日本が新しい取組みの一つにソーラーシェアリングを選択されたため、当現場を視察するとともに連日且つ海外VIPの視察陣に失礼のないように技術面、及び中国語の通訳は来られていましたが、念のため英語対応もするために私一人では心もたないので加勢いただきました。

そもそもどうして、当発電所の案内を私マッキンエナジーがするのか。と疑問がある方に簡単に説明します。

 

 

 

結論からいいますと、当発電所はタイトルにもありますように、「ソーラーシェアリング発電所」です。当社は元来ソーラーシェアリングを普及させる目的で約10年前に会社を設立しました。会社設立2年後の関西農業エキスポの次世代農業部門での展示会出展を皮切りに、現在まで関西農業エキスポは連続出展(当社のみ)し、関東農業エキスポ2回、海外でもアメリカでも2度出展してきました。
以上の経緯の下約5年前にSBIグループからホームページ見ました。と電話があり東京本社ビルに向かいました。
紆余曲折はありましたが、約3年前に完成しました。

 

ソーラーシェアリングは、農地上部に発電パネル。
下部の農地では、農業をしなくてはなりません。ですから一般的な発電所と違って実際に農地の上部で発電設備設置が許可されている訳ですから、その下で営農をするのがルールです。ですから毎年収穫報告をしますし、3年又は10年毎に申請更新もしなくてはなりません。
要するに、すごく特殊な事例です。

 

日本でも、未だ認知度は高くありませんが、国土が島国ゆえの山岳国にとって世界と足並みを揃えてカーボンニュートラルを達成するには、今となっては農地は最適地と言えます。この度台湾政府の方々が視察にこられたのは、台湾は日本とよく似た山岳国で、国土は九州とほぼ同じです。唯、人口は九州の2倍です。九州の人口密度は、日本全体の密度と大差ないので、台湾は日本の2倍の人口密度ということになります。
こう考えるといかに台湾が再生可能エネルギーの普及と農業の普及が急務かが理解できます。

 

また、農業の普及については日本と同じく食料需給率が低くて輸入に頼っている現状です。国内での生産を進めておかなければ、他国間との問題や災害が発生した際、文字通り死活問題です。

農地に太陽光を上げることで農地を犠牲にするのではなく、営農型によって天候に左右されない生産性の高い農業を行うことと、新規就農者を増やすことで農業生産量の確保が食料自給率を上げ、台湾国民の安全を確保できるのだ。と。このような意見交換が積極的になされました。

 

今回の視察団特に政府からの15名の方々はほとんどが農業関係者であること日本との違いを感じました。どちかと言いますと、日本では比較的ソーラーシェアリングを推奨されてるのは環境関連の方々です。農業関連の方々は若干反対者側です。日本と台湾よく似た狭い国土で農業と再エネ事業を両立させることは重要度の高い課題です。

私は、ソーラーシェアリングはその課題を解決できる可能性を大いに秘めていると確信しています。

 

 

 

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