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PVeye誌にて「垂直架台」が再エネ新常識6選に選ばれました。6選の中にはケーブル盗難対策や軽量パネル等の新製品ではなく、かなり前からある軽量パネルも含まれていて、製品として目新しいものはプロブスカイト太陽電池と垂直架台ではないでしょうか。

私が最初に垂直架台を知ったのは2021年2月の農業weekでした。インテックス大阪で毎年行われていた農業week（次世代型農業分野）では当社マッキンエナジージャパンは関西第一回（2017年４月）からフル出展していましたので既にアメリカやフランス、ドイツ、イタリヤの大手から業務提携等の申し出を多数受けていました。そんな中リヴシャー氏（現スイチョクソーラー CEO）が当社ブースに来て熱く語ってくれました。私には全く目から鱗でした。というのも私は創業当初からソーラーシェアリングを広めるのが目的でしたから金額も安く且つ早く広めたかったので稲作で広がらないと分母が少なすぎると考えていました。しかし耕作者に話すとやはり支柱や梁に当たりそうで嫌だとの答えが圧倒多数でした。そんな時にこの垂直架台を見たのですから「これだ！」と叫びました。すぐさま「迷惑でなければ全国の代理店になるし、先ずは申請準備に取り掛かりましょう」とお伝えして当時のルクサーソーラー側の準備を待ちながら当社でも申請準備に取りかかりました。

唯、実際の申請に入ってからはこの垂直タイプがこれまでの藤棚式（このタイプが主流）で作られた法律に照らし合わすと遮光率（水平投影）がパネル厚のみとなるためほとんどの耕作面積が法的な栽培面積ではなくなることになってしまい申請が難航しました。

以上のような時期を乗り越え紆余曲折はありましたが、2022年4月に当時のルクサーソーラーと共に当社マッキンエナジージャパンが日本で最初に展示会にてリリースさせてい頂きました。その後4月下旬から工事に取り掛かり6月に工事を終えました。

この度、再エネ新常識として数えていただけたことに現スイチョクソーラーの方々と共に非常に光栄に思っています。これを機に益々日本の農地にソーラー発電を普及させ、この国の農業問題とエネルギー問題を早急に改善の方向へ向けらるように”各地でセミナー開催その他の地道な活動”を実践して行く覚悟を日々強めています。