ベトナム ソーラーシェアリング 現場視察(カカオ研究所様)
2019/11/24
こんにちは。KONDOです。
今回、11月15日~19日(4日間)ベトナム南部(ホーチミンやダラットなど)にソーラーシェアリングの関係で行ってまいりました。プロジェクトについては詳しくはお話しできませんが、訪問先やベトナムの作物についてご紹介できればと思います。訪問先や紹介したいことが多いので訪問先に記事に分けております。(順次アップしますのでお待ちください。)
〇ベトナム行の経緯として
以前からベトナムでの家庭用太陽光発電の相談は多く、2019年5月頃から電気代の2~3割ほど値上がりしたこともあり相談を数多くいただきました。しかし、設置するにしても現地の視察や販売方法、また工事の指導など我々だけでは難しい部分がありなかなか具体的な話までできておりませんでした。
しかし、今回以前から弊社のソーラーシェアリングに興味を持ってくださっていた現地の企業様の協力もあり、ベトナムの南部の現場視察とベトナムの農園など視察させていただきました。
今回、ホーチミン、ビンロン、バオロク、ダラットなど南部の山間地域に訪問させていただきました。
〇カカオ研究所様へ訪問
カカオ研様は福岡県飯塚市に拠点のある会社で、ベトナムではカカオの営農指導からチョコレートの販売まで、歳を感じさせない70歳の日本人社長がすべて指導しておられます。ベトナムでおいしいチョコレートを食べてほしいという想いで作られており非常においしいチョコレートでした。私もいくつかお土産に買って帰りました。日本でもネットから購入することができますので、一度本物のカカオの味をお試しください!
〇ソーラーシェアリングとカカオの相性について
今回、訪問した理由としては、ソーラーシェアリングとカカオの相性が非常に良いということでした。カカオの栽培は約2m~3mほどの高さにして低木で栽培します。なぜ低木で栽培するかというと2つあります。
①収穫が楽!
カカオの実は5月と11月頃の2回で収穫しますが、3mを超えてくると収穫が困難になります。もちろん人力で収穫しますので、わざわざ梯子を掛けて収穫するのも大変です。そのため低木で栽培しております。
②日陰にするため!
カカオの木は日陰のほうが育ちが良いみたいで、ベトナムでは周りにゴムの木やカシューナッツの木を植えて影にしておりました。かなり密集して植えていたので遮光率で言うと70%ほどはあったと思います。
チョコレートの製造についても少しだけお話しいたします。まずはカカオを収穫したら半分に割ってカカオの中の実を取り出します。じつはカカオの実は白くて発酵させて天日干しにすることでチョコレート色になります。発酵させるときはバナナの皮をまいて発酵させるのが特徴だそうです。100%のカカオをいただきましたが、苦みが強かったですがチョコレートの味がしました(笑
今回、カカオ研様に訪問させていただきカカオの上でもソーラーシェアリングができればと思っております。
ソーラーシェアリングはマッキンエナジーまでお問合せください。まだまだ訪問させていただいた企業様がありますので順次アップしていきます。ベトナムには相性の良い作物や現地での困った電力事情がありますのでお楽しみ。
お問い合わせはこちらから
(営業時間 平日 9:00〜18:00)