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こんにちは。
以前から進めております愛媛県宇和島市のソーラーシェアリング申請ですが、申請提出しまして予定では10月中に申請が下りるので11月中には発電開始する予定です。
宇和島市の案件はすでにミカンの栽培を行っているのでミカン木をそのまま使用して営農します。

愛媛県西予市でも10件ほど相談いただいておりまして、稲作が多いのですが一部ドクダミ草を植える予定で進めております。
ドクダミ草は日陰に生えており、日陰に適した植物です。遮光率は70％～80％でも生えてきます。
十薬として知られており、爽健美茶にも含まれております。
最近は、粉末として販売されており密かな人気になっております。

「ドクダミ草なんかどこでも生えているから簡単に育つだろう」と思っている人が多いですが、ドクダミ草も植物ですので適した環境があり人工的に栽培するのは難しいです。
家の庭などに育っているのは適した環境だから育っているのです。

ドクダミ草を栽培しているところは少なく特にソーラーシェアリングで栽培されているところはほぼ0に近いと思います。そのため、実績データがないため実験してみました。
①外で直射日光に当てた苗
②外で直射日光に当てず寒冷紗を掛けた苗
③ハウス内で直射日光を当てず高い湿度で育てた苗
この3つのうちで一番よく育ったのは、③でした。
①は直射日光で枯れてしまい、②の成長はまずまずでしたが一部葉っぱが変色しているものがありました。
今回の実験でドクダミ草はジメジメしたところを好み、直射日光はほとんど不要ということが分かりました。

そろそろ植え付けを行っていく予定ですので、生育状況も順次報告させていただきます。生育もいくつか実験できればと思っております。また、営農型太陽光発電の進捗も報告させていただきます。
よろしくお願いします。