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気候変動問題・カーボンニュートラル(オバマ政権時代のバイデン大統領、目の前で話を聞けた)

社長ブログ

2021/09/02

気候変動問題・カーボンニュートラル(オバマ政権時代のバイデン大統領、目の前で話を聞けた)

今晩わ。竹内です。

写真はオバマ政権時代のバイデン現大統領。とても光栄なことにすぐ目の前で今後のアメリカの太陽光発電の展望について話されたのを聞く機会に預かった。アメリカ人でさえなかなか実際に出会うこともない人に5年前だが、今大統領になられたので是非、自慢したくてアップしました。

日本は先進国の中でも、人口が大都市に集中している割合が非常に高くなっています。例えば東京は人口では世界一の大都市で日本の人口の約30%が住んでいます。おそらく大阪や名古屋、福岡などの都市を含めると大都市だけで約60%の人口が集中していると思います。 先進国の中ではこの割合はトップクラスです。

 

しかし今はコロナの影響もありますが、キャンプブームは既に5年ほど前から始まっていますし、山ガールという言葉が流行して10年以上たっていると思いますが、一時的な流行だろうと思いましたがその人気は未だに根強いものがあります。 そもそも人口が大都市に流入する理由の最たるものは、大都市に集まった経済(会社活動)を支えるために人材が必要であったわけですから、今後長期的に見ても日本経済の以前のような繁栄は見込めません。

日本は長年に渡って工業国として栄えました。トヨタ、日産、ホンダなどの自動車産業やパナソニック、東芝、シャープなどの家電産業です。しかし既に家電に関しては世界的にはLG、サムスンなどの韓国勢に負けています(日本人は未だPanasonicが上だと思っていますが)。又トヨタなどの自動車産業も今後EV車が主流になってくれば日本の強み(エンジンなどの特殊技術)が生かせません。EV車の構造はシンプルですからIT産業界からの業界参入も既に始まっていますし、実は4年前には、当社でさえEV車メーカーへの参入を模索したぐらいですから。

 

さて、それでは「今後日本においては何が日本経済を支えるのか。」実は何が日本経済を支えるのかという言葉自体がひと昔前に感じます。日本経済を私たちが支えるという発想自体が古く感じられる理由としては、遡る戦後の復興期には国民が一丸となって日本を復興(復活)させなければならない日本人の共通の大義名文がありました。しかし現代の日本は経済的には衰退期(良く言えば成熟期)に入っています。

ですから今後、私達は一人一人が自分や家族の価値観に即した生活を模索しながら「持続な可能な社会の構成員として、質素で無駄のない生活をしなければなりません。」

アメリカ人投資家のジム・ロジャーズは今後の日本経済の成長が見込める産業としては、農業である。と明言しています。実際コロナ渦にあって今後のライフラインの一つである食の問題を考えると農業が産業になる以前に私たちの命を繋ぐ最も大切な日常的な活動にする必要があると思います。と、同時にインドはかなり昔からそうですが、一次産業と三次産業の融合が実現しています。 日本においては、ソーラーシェアリングなどは文字通り一次産業と三次産業の融合といえます。今後日本だけでなく世界がこのような取り組みをしなければ「持続可能な住みやすい社会」を実現することが出来なくなります。

 

当社は、10年程前から再生可能エネルギーと農業の融合を目標として、具体的にはソーラーシェアリングの取組に尽力してきました。関西ではインテックス大阪、関東では幕張メッセで毎年行われるリードエグジビジョン主催の農業エキスポに常連として参加しながら、2019年はカリフォルニアで行われました世界最大の農業エキスポに出展しました。又同年10月にはユタ州ソルトレークシティーで開催されました太陽光エキスポにも出展しました。このような活動の成果として既に100を超えるコンサルティング実績を持ち、アメリカ、フランス、インド、ベトナム等の会社と業務提携及びコンサルティングを実施しています。

 

ソーラーシェアリングは本来国土の狭い日本から発信され世界に広まっていますが、残念ながら日本の複雑な農地法の解釈や、保守的な考えに阻まれ、今となっては農業国フランスやドイツなどに顕著な普及が見られますし、2,3年前には見られなかったアメリアでさえやるとなれば広大な面積の農地にソーラーシェアリングが施工されるようになりました。私としては益々日本が世界から取り残されていくようで悔しい気持ちです。 先述したジム・ロジャーズは日本では農業分野が成長産業だ。と言った後で、しかし懸念されるのは、「日本人は世界に類を見ない変化を嫌う民族だ。」ましてや農業関係者は(世界中何処もだが)更に保守的であるのが心配である。と言っています。そこに私の意見を追加すると、既に日本は先述したように工業国として成功し戦後華やかな成長を遂げているから「Japan is NO1]が抜けていないと思う。その影響でテレビを見ていても「こんなところに日本人が」とか「youは何しに日本へ」などを見ていると私でも少し優越感を感じるし、海外へあまり行ったことのない若い人たちは、日本こそ最高だ。と思っている人が多い(私の娘二人もそうです)。 確かに、それもうなずける面も多いのですが、

 

やはり2年前にスウェーデンに行ったときは、電車の一車両に4か所ほどベビーカーの固定ヵ所があるし、空港の売店で立っていたら人影が目に入って改めて見ると初老の夫人がニコッと笑ってexcuse me と言ってから私のそばを通過しました。少しして私の肩にドカッと当たっても何も言わずに歩いて行った人は見るからに中国人でした。(私は日本人なのでどちらが良い悪いという気はないが、習慣の違いも有る)世界には日本人より桁外れに親切な民族もある。狭い日本だけに居座ろうとせず、若い人はなおさら世界へ目を向けて欲しいと私は思います。

 

本日はこの辺で、さようなら。

カリフォルニア州アナハイムにて一緒にテルサンスタッフとして参加したアメリカ人女性とのショット。

カリフォルニアのアナハイムにてパネルメーカーの展示会の

手伝いとして、後の当社の展示会出展に備える。地元アメリカ人女優。

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