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GXについての更なる考察

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2023/09/30

GXについての更なる考察

GXはDXと並んで最近見たり聞いたりする機会増えてきました。

当然当社は文字通りを取り組む会社なので知っていて当然なのですが、それでも新入社員などは正確に理解できていません。例えばDXならデジタルトランスフォーメーションと言って解りやすく言えば、紙の本から電子ブック にすることで紙の資源である木の伐採を減らせます。ならばGXならGはGreenの頭文字だから「緑を増やしましょう」活動かなと思います。

間違いではないのですが、正確にはGXのGはGreenhouseのGなので日本語にすると「温室」と訳します。ついでに覚えておいたら良いのがGHGという略語も環境関連記事には出てきます。これはGreenhouse Gasの略語で「温室効果ガス」のことで主に「二酸化炭素」のことです。

以上をまとめて簡単にいうと脱炭素化に取り組むという意味。要するに昨今の言葉を更に引用するなら「カーボンニュートラルの実現」です。

 

言葉の意味はこの辺にして国土交通省のホームページを見ると如何に日本政府がGXへの取り組みに熱心なのかが解ります。以下各分野別の取り組みが紹介されています。

〇物流 〇自動車 〇船舶 〇航空 〇鉄道 〇住宅 〇湾岸 〇道路 〇河川・ダム・下水道 〇まちづくり 〇グリーンインフラ 〇建設施工

以上となります。私も最近、改めてGX関連の資料をまとめる機会があり情報収集のタイミングで、政府が上記のようにあらゆる分野でGXに取り組んでいることを知りました。

私も最初はGはGreenのGだし、緑の回復を主に謳っているのだと思っていました。しかし以上のようにたくさんある中で〇グリーンインフラでのGX活動が具体的には緑化対策なのだと知りました。

 

それではグリーンインフラへの取り組みをもう少し見ていきたいと思います。ホームページには「緑化・緑地の創出等によるCo2吸収源やヒートアイランド現象の緩和等による省エネ推進」と題しています。

具体的には公園や民間緑地の更なる緑地化や道路、鉄道の沿線の緑地化又干潟・藻場等の造成によりブルーカーボン生態を活用したCo2吸収源対策。

また、直接関係ないように見えますが自然と調和したオフィス空間形成やESG不動産投資の促進などが挙げられています。

 

ホームページには具体的には挙げられていませんが、最近円安の影響もありこれまでは価格的に実現しなかった日本産木材を建築資材とする動きやバイオマス用木材として早生樹の栽培なども動きがみられてきています。早生樹とは具体的には柳やコウヨウザン、センダン等の樹種が主に広島、熊本などで栽培されています。関連して伐採された山に再び杉の苗木を植林したり、昔ながらの風景を取り戻すために雑木の植林も増えています。

 

昔ながらという言葉が出たので子供の頃の山風景を少し紹介します。今のように植林された木が伸び放題という光景はなく特に記憶にある山は雑木林は今とあまり変わりませんがそれでも当時はガスも電気もなったので風呂の薫物は山から採取した蒔きだったら枝切れでした。又杉や檜は建築材として使っていましたから切った後の山には切り株がたくさんあり、少しすると小さな杉やヒノキの赤ちゃんが植わっていました。やはり山が生きているという感じでした。こんな記事を書き昔を思い出していると私は何年生きているのだろう。まるで昔からすると二度転生してきたのか?と思うほど普段は子供の頃の事を忘れてしまっています。ほとんど毎日山で遊んでいたのでどんな木がありどんな草がありどんな虫がいてどんな岩かどんな土かを毎日感じていたのに忘れていました。幸い4年ほど前コロナ渦再び山に入りました。もちろん山登りです。

 

そもそも、当社のメイン事業であるソーラーシェアリングは農地の上部で「発電事業と作物栽培事業」を両立すさせる目的ですから政府方針の主な取り組みであるDXとGXをストレートに実践且つ推進しています。

実践として地元農業委員会への申請代行であったり普及活動としてのセミナー開催、又は各企業様等へのコンサルタント活動も多数実施しています。

お気軽に相談ください。

 

(株)マッキンエナジージャパン 代表 竹内正明

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