世界初の水田垂直型ソーラーシェアリング 石川県白山市
2024/04/26
こんにちは。近藤です。
この度、石川県白山市にて世界初の水田での垂直型ソーラーシェアリングをEPCと申請手続き等を実施させていただきました。
北陸地方では初となる垂直型ソーラーシェアリングで見学等も可能になっております。4/26に竣工式も実施しましたので、竣工式の風景もブログにて共有させていただきます。
設備情報や関係図、水田での垂直型ソーラーシェアリングの特徴をご報告させていただきます。
〇設備詳細
場所:石川県白山市
パネル容量:91kw
パワコン容量:79.6kW
発電事業者:株式会社吉田酒造店
作物:水稲(酒米)
発電方式:自家消費(自社工場2か所)
設置方式:垂直型ソーラーシェアリング
メーカー:Suichoku Solar株式会社
〇関係図
〇水田での垂直型ソーラーシェアリングの特徴
①発電の時間帯を分散することが可能
一般的な太陽光発電は南側に向けて朝から発電量が上がっていき、昼間がピークになり夕方に下がっていく山なりになる発電です。しかし、垂直型では垂直に設置して東西を向けることにより朝にピークがきて昼間はあまり発電せず夕方にまたピークがくるフタコブラクダのような発電方式になります。屋根に設置されている方は電気を分散することができます。
②積雪を気にする必要がない。逆に発電量増加が見込める
垂直にすることにより積雪荷重を気にする必要はございません。逆に積雪したほうが反射光で発電量の増加が見込めます。
本案件では夏場は水田の反射・冬は雪の反射で理想的な設計になっております。
③上部のパネルを気にする必要がない
藤棚式と言われる屋根型の場合、地上から2.5m開けて下で作物の栽培をする必要がありますが、垂直型の場合には高さ制限がないため、上部を気にすることなく大型トラクターなども容易に営農することが可能です。
ぜひ、補助金申請やソーラーシェアリングを検討されている方は、マッキンエナジージャパンまでお問合せお待ちしております。
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