ソーラーシェアリングは畜産農家にもオススメ!!大分県国東市
2019/10/10
こんにちは。KONDOです。
今回紹介させていただくのは大分県で設置した事例です。設置場所が牧場ということで日本では珍しく設置事例は少ないと思いますので、あたらめて詳しく紹介させていただきます。
アメリカやヨーロッパのほうではソーラーファームやソーラーグレイジングなど言われており、人気とされている太陽光発電設備です。今回はそんな海外の発電設備を参考にして設置しました。
ー設置情報ー
設置場所:大分県国東市
規模:約1MW
作物:牧草
遮光率:60~65%
牧場に太陽光発電を設置するシステムがなぜアメリカやヨーロッパのほうで多いかというと牧場に太陽光発電を設置するメリットが多いからです。
私は趣味で牧場に月1回程度行きますが、夏場は暑くて家畜を放牧していても外に出ていかず小屋にとどまっているところをよく目にします。今回の場合は、太陽光発電が日陰になっているため、牧場内を好きに移動し草をムシャムシャ食べておりました。また、最近は夏場には直射日光がきつくて牧草の育ちがあまりよくないと海外の畜産農家さんから聞きました。今回、遮光率が60~65%だったため農業委員会さんや地元の農家さんが心配されておりましたが、年間で確認してみても問題なく、特に夏場は太陽光の設置していない部分は直射日光がきついのか牧草が少し黄色い部分もありましたが、太陽光の下の牧草はきれいに育っておりました。
太陽光の下の牧草が育ってた理由としては、空気と地面の温度低下と間接光による生育です。
稲の記事(倉敷市で水稲ソーラーシェアリング)でも書きましたが、太陽光の下は影になり風通しも良く、水分の蒸発を防ぐことができるので作物にとっては非常に良い環境だと思います。
畜産農家の皆様は一度ソーラーシェアリング(ソーラーファーム)をご検討していただければと思います。お問合せはマッキンエナジージャパンまでお気軽にお問合せください。
お問い合わせはこちらから
(営業時間 平日 9:00〜18:00)