SOLAR SHARINGソーラーシェアリング

営農を続けながら、農地を太陽光発電にも活用する、
新しい農業のカタチ

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農業の不安定さを、太陽光エネルギーで補う

ソーラーシェアリングは、農地にソーラー発電設備を設置し、営農を続けながら太陽光発電を行うことができるシステムです。
農作物の収穫量は気候や環境の変化に左右されるため、収益の安定化が他の仕事にくらべると難しいですが、太陽光発電を営農と同時に行えば、安定的な収益を加えられるため、農業がもつ「収益の不安定さ」というデメリットを補うことに繋がります。

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エネルギー問題の解決策のひとつとして

ソーラーシェアリングの特長は、ただ太陽光発電を行うのではなく、農業と組み合わせられる点にあります。多くの植物は光合成によって育ちますが、すべての光を消費しているわけではありません。
ソーラーシェアリングは、農作物が消費しきれない「無駄になってしまう太陽光」を「電気」という新たな価値に転換します。ソーラーシェアリングの普及は、エネルギー問題の解決策のひとつになりえるシステムです。

日陰による悪影響を防ぐ設計がされています

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植物はある一定の光があれば育ち、それを超える量の太陽光は必要ないと言われております(光飽和点)。 この植物の持つ光飽和点を考慮した上で、太陽光発電設備の採光率を計算・設計しており、日陰による作物への悪影響を防いでいます。

ソーラーシェアリングに適した土地
  • 農地
  • 牧場
  • 養殖池など

ソーラーシェアリングに適した農作物

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コーヒー豆

コーヒー豆は半日陰で育つ作物のため、ソーラーシェアリングにぴったりです。温室を設置する必要がありますが、ほとんどのケースで太陽光発電による売電で設置費用をまかなうことが可能です。
太陽光発電パネルをバランスよく配置し、コーヒー豆の栽培に適した環境をつくりつつ、効率的に太陽光発電を行える環境を整えます。

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ブルーベリー

北欧が原産地なため、コーヒー豆と同じく半日陰でも十分育てることが可能です。また、土を使わずに粒上の給水スポンジにブルーベリーを植えて、自動で水・液肥を供給するポット式溶液栽培を活用することで、効率的にブルーベリーを栽培することが可能です。

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ソーラーシェアリングと稲作

稲作は十分な太陽光が必要なため、ソーラーシェアリングを行うにはさまざまな壁がありますが、決して不可能ではありません。 マッキンエナジーでは、ソーラーパネルを垂直に設置し、稲作に必要な量の太陽光を確保しながら発電する方法を採用しています。垂直パネルは両面発電タイプを使用するため、水からの反射で発電量をカバーできます。 稲作が盛んな新潟などは雪が降るため、夏は水からの反射、秋は稲の葉からの反射、冬は雪からの反射で、年間通して高い発電量が期待できます。また、一般的な水平型パネルと違って、垂直型は積雪による倒壊の恐れがないメリットもあります。

ソーラーシェアリングを導入した農家さんの声

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ミョウガ農家 Sさん

荒地だった農地が、営農と太陽光発電のW利益で復活

父親から農地を相続したのですが、荒地となってしまっており、活用方法に困っていました。サラリーマンをしていたので農業に専念することができなかったので、復活させることは難しいと思っていたところ、ソーラーシェアリングに出会いました。年間の発電と収益を計算し、老後の生活基盤として十分に活用できると判断し、導入しました。作物は初心者でも育てやすいとのことでフキとミョウガを選びました。3年目を過ぎたころから質・量ともに優れたものができはじめ、太陽光発電の利益も加わり、軌道に乗り始めました。 ソーラーパネルによる作物の悪影響も心配される方もいるかと思いますが、順調に育ってくれたので、一切問題ないと思います。

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インタビュー動画

ソーラーシェアリングで、
先祖から代々受け次いできた農地を次代に

岡山県倉敷市 虫上雅人さん

発電事業者で、営農者でもある農家さんに、ソーラーシェアリングの素晴らしさと、稲作のとの相性を聞いてきました。

ソーラーシェアリングの 2つのメリット

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Wの収入源で収益が向上

農業と売電によって収入源が増えるため、1つの農地での収益が向上します。
また、収益の向上化によって、兼業でなければ成立しにくい農家も専業農家への転身が可能となり、農業に専念することでより品質の高い作物を生み出せるため、農業収入のさらなる向上に繋がります。

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栽培環境の整備による農作業の効率化

ソーラーシェアリングは、ただソーラーパネルを設置するだけでなく、さまざまな効率的なシステムも導入することができます。たとえば、「施肥の自動可」。デジタルプログラムによって一元管理し、自動的に施肥が行われます。管理者はシーズンごとにプログラムを切り替えるだけで、過重な労働負担が一気に解消されます。また、ソーラーパネルによる遮熱効果によって暑さがやわらぎ、農作業をしやすい環境をつくることができます。

マッキンエナジージャパンを選ぶ 4つのメリット

  • 農業委員会への
    申請対応

  • 効果的に行うための
    コンサルティング

  • 営農もお任せ可能

  • 掘削工事の高い
    技術力と専門知識

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農業委員会への申請や対応もお任せください

農地を活用するためには、農業委員会への許認可申請などの手続きが必要です。複雑な届け出、手続きや書類の作成などもすべてお任せいただけます。農業委員会に対する説明会も開催し、スムーズにソーラーシェアリングを始められる環境を整えます。

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ソーラーシェアリングを
効果的に行うためのコンサルティング

ソーラーシェアリングを安定的かつ効果的に進めるためのコンサルティングを行っています。作物・設備の選定から、ソーラーシェアリング設置可能な農地と事業者のご紹介まで、お客様の事業スタイルに合わせてさまざまな観点からご提案をさせていただきます。

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マッキンエナジーが経営する農業法人に
営農をお任せいただくことも可能

農地を3条申請により購入・借入させていただくことで、弊社に営農をお任せいただくことも可能です。「太陽光発電に適した農地が見つかったが、農業のノウハウがなく購入・借入の申請が難しい」「ソーラーシェアリングには興味があるけれど、自分で農業をするのは不安だ」という方も、ぜひマッキンエナジーにお任せください。

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掘削工事の高い技術力と専門知識

ソーラー設備を設置する際には、掘削工事が必要となります。弊社には掘削工事の豊富な実績があり、専門知識・技術をもったスタッフをそろえているため、お客様の農地の環境に適した掘削工事を行うことが可能です。

農業法人マッキンファーム

農地の購入・借入、農業委員会の申請、
営農にご不安のある方は、ぜひお任せください

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  • コーヒー・ブルーベリー・サカキ・シキミ・枝豆などを栽培する農業法人「マッキンファーム」を経営しています。
    すでに農地を所有している方以外がソーラーシェアリングを始めるには、農地を新たに購入・借入する必要がありますが、一般的な土地と違いさまざまな要件があり、農業委員会へ申請を行う必要があります。そのため、農業のノウハウがない方の場合は、認可を得るのが難しいケースが多々あります。
    マッキンファームに、太陽光発電を行いたい農地の購入・借入と営農をお任せいただくことで、さまざまな申請をスムーズに進めることが可能です。

サービスの種類

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ソーラーシェアリングのトータルコーディネート

ソーラーパネルのシステム設計や設置はもちろん、ソーラーシェアリングに適した作物の選定、効率的に活用いただくためのコンサルティング、農業委員会への申請など、トータルコーディネートさせていただきます。また、営農を弊社が経営する農業法人「マッキンファーム」にお任せいただくことも可能です。

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ソーラーパネル付き温室の提案・設置

農地にソーラーパネルを設置するだけでなく、ソーラーパネル付き温室の設計・設置も行っております。架台や骨組みから設計しますので、さまざまな状況に臨機応変に対応することが可能です。また、現在お使いの温室へソーラーパネルを設置することも可能です。

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各種資材の販売

ソーラーシェアリングに関わる各種資材の販売も行っております。多種多様な製品を揃えておりますので、ぜひご相談ください。

EXPANSION導入事例

FAQよくあるご質問

低圧、高圧どちらもご相談可能ですか?
はい、どちらも対応可能です。ただし、高圧の場合、送電ネットワークの容量により設置が難しいケースなどがありますので、お問い合わせ頂ければと思います。
許認可取得のための申請などが大変と聞きますが、どの様な手続きが必要になりますか?
マッキンエナジージャパンでは、実績が豊富ですので、役場への届け出・手続きは全て代行致します。
またその申請に必要な書類などすべて作成致しますので、設置者様で何かして頂くことは基本的にはございません。 全てプロにお任せください。
農作物への影響はありませんか?
採光率などを調整し設計致しますので農作物への影響はありません。ただし作物によっては耕作物の変更などがある場合がございます。変更する際などは作物のご提案などもさせて頂きます。
撤去命令などがあると聞きますが、大丈夫なのでしょうか?
ご心配の必要はございません。許認可を取得できていなかったり、きちんとした営農対応が出来ていない場合は撤去命令などが下る場合もありますが、弊社では今までにそういったことは一度もなく、許認可の手続き、設置、営農に関すること全てにおいて実績がございます。
故障や事故などのリスクはどの程度考えられますか?
リスクについては、ほとんどないのではと考えております。また事故や故障の場合は保険対応が可能なのでご安心ください。
太陽光発電システムの設計強度に問題はないでしょうか?
はい、問題ございません。設計は、各地域の風速基準や積雪基準に則って耐久性を鑑みてご提案しております。太陽光発電の基礎となる架台設計強度は、国のJIS規格に則った設計をしており、マッキンエナジーでもソーラーシェアリングに合わせた設計を行っております。
3年に1回の申請の出し直しと1年に1回の収量報告が必要を聞きましたが、どのように提出したらよいでしょうか。
3年に1回の申請に関しては弊社でもお手伝いいたします。また、案件によって10年に1回の申請も可能になりましたので、一度ご相談下さい。1年に1回の収量報告につきましては、弊社で実績がございますのでこちらも一度ご相談ください。

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営業時間 平日 9:00〜18:00

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